「ビットコインは詐欺」通貨の専門家が断言

通貨について詳しい専門家が、日本記者クラブが主催する会見で、ビットコインは詐欺であると断言しています。

ビットコイン貨幣ではない

日本記者クラブが主催する会見(下の動画)で、通貨について詳しい松村嘉浩氏が、2018年度における日本経済の見通しを解説しています。

松村氏は(動画の30分頃から)ビットコインについて「完全に詐欺」であると述べています。

理由はビットコインが貨幣ではないからです。

ビットコインは貨幣が物であることを前提に作られていますが、貨幣は物ではないので、ビットコインは貨幣とはなりません。

ビットコインは貨幣と見せかけて普及させることに成功しましたが、実際には貨幣ではないため、完全な詐欺です。

昔からある金融詐欺と似た構造

金融投資の詐欺は世界中で起きていますが、日本でも安愚楽牧場(被害額:約4000億円)、豊田商事(同:約2000億円)、円天(同:約900億円)といった巨額の詐欺が起きています。

これらの特徴は、金融商品の中身に実態がなく、顧客も商品の中身を詳しく調べることができず、期待だけで運営が成り立っていることです。

しかし実態がないため、期待が薄れ、顧客が資金の回収を始めだすといっきに破綻します。

ビットコインも同様に、単なるデータのやり取りにすぎず、実態がありません。

このまま行けば、ビットコインは昔からある金融投資の詐欺と同様に、多くの人に投資させ、その後崩壊するのでしょう。